今日は、本土最南端佐多岬をめざす
復路も同じ道なので、ユースホステルにテント類やリアバッグを預け、フロントバッグのみで朝6時出発
生憎の雨模様、出発から雨具装着
出発地の根占より南にはコンビニがないとの話なので、まずコンビニへ
朝食と安全を期して昼飯も買い込んで

根占コンビニで猫
コンビニ横の野良ちゃんに見送られて、イザ本土最南端へ
国道269号線は根占から、一旦、内陸部に入り小さな峠を越え、海が見えると道の駅「根占」だ

国道269号沿い道の駅根占
開店前だし、誰もいない
海岸線に沿って、国道269を南下、この海岸線は平坦で走りやすい
田之崎で県道68号になり山中へ、200mの峠だ、勾配はキツイ
「荷物積んでなら歩きだな」
峠を下りきると

県道566号標識
佐多岬ロードパークへの分かれ道、県道566号へ
分かれ道に本土最南端郵便局との看板があったので寄ってみる

本土最南端郵便局
チャリダーは「最○端」の文字に弱い動物だぁ!

佐多岬ロードパーク
いよいよ最後のアップダウンの「 佐多岬ロードパーク」、何か廃墟のようだ
雨は霧雨のように弱まってきた
最後の坂道を上がりきると

本土最南端佐多岬
本土最南端佐多岬だぁ~~~

佐多岬灯台
本当の最南端は佐多岬灯台の左側の岬先端で、徒歩で海岸線を行くらしいが、自転車はココだぁ!
雨が止んだぁ!

ロードパーク沿いの猫
野良ちゃんに見送られて来た道を引き返す
復路の269号で錦江湾対岸に開聞岳が見える

国道269号から錦江湾対岸の開聞岳
明後日はアソコ
14時にユースホステル到着して預けた荷物を積んで、今日は行ける所まで北進
海岸線から内陸に入った鹿屋市街地で宿泊
8日目 5月21日 曇雨晴 鹿屋→指宿 走行距離 105.2k 平均速度 15.4k 宿泊地 民宿
昨日は道路標識に「鹿屋」「鹿屋」と頻繁に出てくるので、海岸から内陸部へ国道269号どおり走ったが
鹿屋市は台地にあるらしく、上り坂に苦しめられた
海岸線の県道68号を素直に走ればよかった

国道220号から桜島
鹿屋市から脱出するのに、道に迷って、やっとこさ海岸線の国道220号線
垂水市手前で桜島が見えた。少し噴煙を上げている

国道224号桜島方面
いよいよ国道224で桜島に入る

国道224号
道路上の黒い模様は、桜島の粉塵だ。

桜島フェリー
10時45分の桜島フェリー乗り、15分で鹿児島市へ。自転車込み250円
この時間帯は10分間隔で出航

鹿児島市街地
そうだった、鹿児島は路面電車があったんだ
国道226を南下、こんどは錦江湾の西側を走る。こちらはさすがに交通量が多い
鹿児島湾を挟んで大隅半島側は交通量も少ないのに立派な道路
薩摩半島側は交通量多いのに荒れた片側一車線

JR指宿駅前足湯
JR指宿駅前にあった足湯に浸かりながら、宿泊場所を探す
国道269号沿いで次の山川駅前に「名物かつおのたたき 低料金で宿泊」の表示がツーリングマップルに!
電話して決定
9日目 5月22日 雨曇晴 指宿→吹上 走行距離 86.4k 平均速度 15.0k 宿泊地 国民宿舎
今日も天候がややこしそう

国道269号沿い山川駅前のくり屋
きのう寄った「道の駅いぶすき」で地熱発電所のパンフがあったので、開館時間に合わせて出発
昨日は薄暗くなってから到着してので、朝にパチリ

山川地熱発電所
ジャーン、いま注目の自然エネルギー発電。九州電力の山川地熱発電所
見学はコンパニオンの説明付、見学者は「風体が変」な私一人
一対一です。公平です

052203発電所配管
写真右側の煙が上がっている煙突みたいなところから、地中深く、マグマ近くの必要以上の水蒸気を逃がしている

発電所タービン
地熱で作られた水蒸気でタービンを回して発電
基本的に発電の仕組みは福島第一原発と同じ、水蒸気を発生させるエネルギーが違うだけ
みんな詳しくなった!
出力3万キロワット、一般家庭1万戸分
ところで発電単価を聞くと、安いのが原子力、次か火力、次が水力、地熱は高いとの説明
ホントかなぁ、「算入ベースが違うんでねぇの」とは質問しませんでした
国道226で開聞岳へ、「雲よ、山頂にかかる雲よ、」

開聞岳標識
「どっかに行って!」

開聞岳
待ってました開聞岳
お次は、
本土最南端終着駅のJR枕崎駅

JR枕崎駅
ここから野間半島に行く当初計画だったが、天候不良で変更

国道270号標識
国道270でショートカットして吹上浜をめざす

万世特攻平和祈念館
着きました、「万世特攻平和祈念館」
特攻基地は知覧が有名ですが、そこより西へ15kの吹上浜にも特攻基地がありました
知覧だけでは間に合わず、急遽作られ、一番最後まで特攻攻撃に出撃していました
2Fには、17才からの201名の遺影と遺品が展示されています
涙で読めません

万世特攻平和祈念館
1992年、吹上浜より引き揚げられた日本でただ一機の「零式水上偵察機」

国道270号上
晴れてきました
今日は、吹上浜にある国民宿舎「吹上砂丘荘」に宿泊
10日目 5月23日 雨雨雨 吹上→阿久根 走行距離 71.4k 平均速度 16.2k 宿泊地 ブルートレイン
今日は一日中、雨の予報、台風の進路も気にかかる
国道270号は、いちき串木野市で国道3号線に乗り換え
さすがに一桁番号の国道は交通量が多い

川内市街地国道3号上
九州電力の原発がある川内市、立派な市街地
早めに阿久根駅前に到着

阿久根寝台特急
今日はこの列車で宿泊します

寝台特急内
寝台特急の寝台です
と云っても、阿久根駅前に設置されたライダーハウス、一泊1500円(持参寝袋使用)
持ち物は、なにもかも湿っぽい
11日目 5月24日 雨雨曇 阿久根→長崎 走行距離 102.1k 平均速度 13.9k 宿泊地 ホテル
5時20分起床
今日も朝から雨
当初予定は、天草に渡って、熊本へ抜け、熊本からフェリーで島原に渡って長崎へ というルートだったが
またまた、変更。理由は天候
天草から直接、長崎へフェリーで渡ることに!
6時に出発して、国道3-県道365-国道389で長島の蔵之元港をめざす
389に入ってから、道路は綺麗で走りやすいが「波長の長い」アップダウンの連続
雨で地図が見られず、港までの距離標識もないので、出航時間に間に合うか?
何べんもあきらめかけたが、次の丘に上がれば港が見えるかも・・・見えない
次の丘に上がれば港が見えるかも・・・見えない
次の丘に上がれば港が見えるかも・・・見えない
間に合った、というより待ってくれた アリガト

蔵之元港
今回で一番、必死に走ったナァ!
写真右側の道路を、雨を蹴散らしすごい速度で駆け下る「自転車」が見えてたとのこと
約30分で天草牛深港
国道266号線から

国道389号標識
海岸線のサンセットライン国道389を北上

国道389号崎津トンネル
このあたりから、さすがに天草だけに、こんなところに天主堂が

崎津教会前の猫
さすが天草だけに、こんなところに猫が・・・?

カトリック教会崎津
漁港越しに見える崎津天主堂
やっとこ出航10分前に、天草の富岡港到着、ここから長崎へフェリーで70分

長崎県茂木港
見えるのが長崎県茂木港で~す(順天の娘ブログによると、この辺はビワの産地)
一山越えると長崎市街地なんですが・・・
この一山が凄い上り、峠から長崎市街地へ凄い下り

長崎市街地
そうだった、長崎も路面電車があった

順天さん
順天さんに寄ったが夕暮れだったので閉まっていた。明日食べにイコ!

長崎市街地
長崎は坂の町、山が迫って(というより建物が迫って)海に挟まれて、やはり独特の雰囲気

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Thoughts on 九州一周のチャリ旅(中編)
says...
長い道のりを よくチャリンコで完走されましたね。
尊敬します。
佐多岬灯台の写真を拝見していると
北海道の襟裳岬を思い出しましたね(^-^)v
思い出のアルバムがいっぱいでしょうネ
ほんとにお疲れ様でした。
楽しませて貰っていますよ~。
says...
丁寧なコメレスありがとうございました。
大型トラックの風圧は確かに一番怖そうですね。
今度チャリダーさんを題材にしたイラストを
描かせていただいてもいいでしょうか。
いつもとても興味深く読ませていただいているので
もしよかったらお願いします。
says...
こんばんは
指宿の山川まで来たんですか?
ご苦労様です。自宅は山川地熱発電所
から1kぐらいのところです。
長い走行ご苦労様です。ケガのないように
旅して下さい。
says... よしみ70さんへ
いつもありがとうございます
襟裳岬にも是非行ってみたい、ついでに「なんちゃ亭」も
来年の夏ごろかな
says... ユッカリンさんへ
ありがとうございます
どうぞ、どうぞ、いつでもどうぞ
【参考までに】
頭は、毛が申し訳程度、
ヘルメットには風通しのため、大きな網目状になっていて、
その形どおり日光写真のように頭皮に映し出されています
歯はほとんど欠け落ちて、ご飯粒も前歯でかんでいます
目は、老眼がひどく、小さく一重まぶた、大昔の結婚写真のとき、
「新郎さん、目を開けて」と指摘されました
耳はよく聞こえます、とくに秘密話しや悪口は
足は、偏平足、外反母趾、巻爪、O脚、水虫持ち
手は、ピアノが弾けるくらい長くてシナヤカデ美しかったッです
says... みやっちさんへ
コメントありがとうございます
5月31日に大阪の自宅に戻りました
今後ともよろしくお願いします