九州一周から一週間も経たないうちから、天気予報とにらめっこ
「一週間天気」を見ながらルート上に雨マークのない日、よし今だ!
今回は、能登半島に入れば別だが、JR急行「きたぐに」(大阪-新潟間)沿いに走るので
いつでも「リタイヤOK」のお気軽コース

国道161号線へ
京都と大津の市街地を避けたコースで国道161号バイパスへ
自動車専用道かどうか標識を確かめるが、どこにも「自転車NO」の表示なし
走っているうちに琵琶湖へ抜けるトンネル、歩道や側道がない!
やはり自動車専用道なのだぁ。自転車も歩行者もいないはずだ
それも長そう、2キロはありそう
降りる道もなく、覚悟を決めて突入、まるで高速道路のトンネル仕様(当たり前)
トンネルを無事抜けて、次のICで琵琶湖沿いの道へ
振り返ると「自転車、歩行者は通れません」の標識が・・・、入るときはなかったよ

琵琶湖大橋

近江米
いつもの琵琶湖大橋で休憩して
田植えの終わった「近江米」を見ながら快走

亀遭遇
道路上を横切る「かめ」に遭遇
いままでに前方道路遭遇は、
「うし」「うま」「いのしし」「さる」「ねこ」「いぬ」「いたち」「へび」
「かめ」追加

海津の石積
琵琶湖の北の端、マキノ町の海津集落、風波による被害から守る石積み
、

海津集落
海津集落で、道路脇の「川端」発見
公衆用なんだろうね、高島町では湧き水を各家屋の中まで引き込んでいたが

カバタ(川端)
ここで炊飯などの洗い物をするらしい
流れたご飯粒なんかは、カバタにいる鯉が掃除
海津の村を通過すると、いよいよ敦賀に抜ける峠だ

まきの追坂峠
標高400Mの峠、勾配はそれほどきつくなくダラダラと我が人生みたいなもの
これだけの峠だと、だいたい峠はトンネルが多いが、ここはナマそのもの
敦賀市内でテントの予定だったが、まだ昼過ぎなので、先へ

越前海岸
敦賀を抜けると海面と高低差のない道がつづく、非常に走りやすい!

北前船主の館
昔の流通手段、北前船、しこたま儲かったんだろうな
道の駅、越前「河野」で野営と思っていたが、「河野」が見当たらない
平行して走る国道8号線側にあるらしい、近接しているのでどちら側からも行けると思い込んでいた
高低さがありすぎて8号へ行く道もない
途中で見つけた温泉に浸かってから、暗くなって河野の公園らしき所にテント設営して潜り込む
「パタ、パタ、パタ」雨が降ってきたみたい
2日目 6月14日 雨曇晴 走行 109.0k AV 15.0k 福井県南越前町→石川県小松市

河野公園テント
起きると雨は、上がりかけ
通る車も少なく、よく眠れた。村の方々が動き出す前に片付け
昨日につづき、国道305号で越前海岸を北上
越前岬を過ぎたところでトンネルを迂回して旧道に入ると「糞鳥岩」
これを観たかったが、通行止め
なんでも渡り鳥のルート上にある岩で、渡り鳥がみんな糞を落として岩壁が真っ白とか

呼鳥門
で、すぐそばにある「呼鳥門」

神の足跡
海側にいろんな名前の岩があるが、カーブの影に隠れた山側に「足跡」が
「神の足跡」って、雨乞いで雨が降ったアトに突然現れたとか
神さんって偏平足なんだね

らっきょ畑
三里浜のらっきょは、3年掘りの「3年子」。ちょうど収穫が終わったアト

九頭竜川
福井県嶺北地方を流れる一級河川、親父の故郷がこの近くのはずだが、
右岸か左岸かも、まったく記憶がない

三国港漁船
九頭竜川を渡って川沿いに福井港へ、電球がいっぱいの漁船、イカ漁か!
県道7号で福井県三国港をすぎた辺りから↓


蟹
「カニカニカニ」道頓堀でも及ばない、豪快な看板の連続

東尋坊タワーの野良猫
こんなの昔からあったっけ?「東尋坊タワー」
東尋坊も入り口部分がお土産の商店街になっている
で、猫ちゃん!

東尋坊
定番、「東尋坊」

石川県突入
国道305号線で石川県の加賀市へ
海沿いに「北前船船主」の家が資料館になっているらしく県道へ

北前船の里

船主の家
何と、トッ、トッ、立派な家、家具、道具も
日本海側の海上交通独占、危険も多いが物流による莫大な利益

安宅の関
涙なしでは語れない「安宅関」に寄ってから、携帯電話からネット予約した小松市街地へ
3日目 6月15日 晴晴晴 走行 110.0k AV 14.7k 石川県小松市→石川県志賀町
今日は天気がよさそうです
ホテルの窓から、田植えが終わった景色をパチリ
サービスの朝飯をホテルで食べてからの出発で7時すぎ

小松市ホテルからの眺め
小松市を出た辺りから、高速道路と海岸線の間に自転車道が続く

高速SAからの自転車道
この辺では、高速道路のサービスエリアに自転車道から寄れる(当然、走れないが)
金沢駅近くで一旦一般道に出て

石川県県道8号線
またもや自転車道へ


自転車道
ずーと高速道路に沿っている
海岸線は砂丘が多いので、自転車道には、ところどころ砂溜りが
また、自転車にはこれが厄介!
突っ込むとハンドルとられ急ブレーキ、乾いた細かい砂は自転車にはキツスギ

気多大社

志賀原子力発電所
海沿いを走るからか、やたらと原子力発電所が多い
雰囲気はどこもよく似ていて、広大な敷地の周りを樹木と鉄柵で囲っていて
立ち止まって写真を撮るのも気がひける
しばらく走ると

機具岩(はたごいわ)
能登の二見浦といわれる機具岩(はたごいわ)
この辺一帯は、能登金剛といわれ、朝鮮半島の景勝地、金剛山に匹敵するという意味で「能登金剛」
今日は少し先の、道の駅「とき海街道」まで
4日目 6月16日 晴曇曇 走行 119.9k AV 14.0k 石川県志賀町→石川県珠洲市
この季節、4時になると明るくなってくる
起床して、道の駅玄関に張ったテントを撤収して、5時には出発
天気もよさそうで輪島の朝市まで約50キロめざして頑張るぞ

とき海街道テント
ひとつ山を越すと、そこは輪島市(市街地まではもう一山越さねば)

輪島市突入
ここで海沿いの県道49号を南下して「能登金剛」有数の断崖絶壁へ!(私は高所恐怖症です)

義経の舟隠し
奥州への逃避行の際、舟を隠した場所っと云われている

「義経の舟隠し」から断崖沿いの道をペダルこぎこぎ「ヤセの断崖」へ
松本清張の舞台として意識して来たのはここが三箇所目
「蒼い描点」の真鶴海岸
「時間の習俗」の布刈神社
そして「ゼロの焦点」でヒロインが身を投げたヤセの断崖

ヤセの断崖
2007年の能登半島地震で先端部分が崩落した断崖から下を覗いた
もちろん、岩の割れ目を確認し、腹ばいになって、カメラのレンズだけが覗きました
輪島の朝市に間に合うように国道249号にもどり次の峠へと急いで向かいます
その前に峠入り口あたりの「総持寺祖院」に寄ります
標識どおりに山道へ曲がったが、押しあがりしかできない勾配のうえ、いつまで経っても着かない
山頂のお寺の住職さんにお伺いすると、道を間違えた!

総持寺祖院
曹洞宗の総本山だった「総持寺祖院」
結局、国道249号をそのまま進めば表参道だったのだ

総持寺伝燈院
焼失を免れた総持寺開山瑩山禅師の霊廟

総持寺祖院の野良猫
総持寺祖院にいたノラチャン

中尾トンネル
峠のトンネルで~す!

輪島朝市
寄り道のし過ぎで「朝市」が「昼市」に、もう店も観光客もマッバッラ

キリコ会館
輪島市街地はずれのところの「キリコ会館」に寄ってみる
各町内からキリコと呼ぶ巨大な御神灯が展示されている
祭りってすごいエネルギーだなぁ、

白米の千枚田
再び、国道249号線で能登半島の先端をめざす
梅雨前線から逃げているみたい
海までつづく小さな耕作地、一千枚

珠洲市揚げ浜塩田
田畑が少ない農民のため「揚げ浜塩田」の技術が発展
ここから国道249号ととりあえずお別れして県道28号で先端をめざす

道の駅「狼煙」
いちおう能登半島の最北端の町、狼煙町にある道の駅「狼煙」に16時到着
まだ、
日は明るい
さて、どうする

にほんブログ村

スポンサーサイト
Thoughts on 【前編】日本海(大阪-新潟)のチャリ旅
says...
とっても楽しんでいますね。
なかなかの景色にやっぱり行ってみたいという気持ちが起こりますね。すごく興味を持ちました。
says... Suppleさんへ
今回は天気が良かったので、綺麗でした。
もうちょっと、その地域の生活空間を意識して、旅を続けたいと思っています
次は、いつ頃か、まだ計画もしていませんが・・・
says... 能登半島 一周
冬は大変なんで、夏から秋にかけて走りたくなりました。
ツール・ド・のと400は無理としても、300キロ 二泊三日で…
枯木さんのコースを参考にさせていただきます。
says... Re: 能登半島 一周
pikoさん、やはり冬は大変でしょうね
冬の季節風をさけて生活するための工夫が色として感じられました
家々の佇まいを拝見していると厳しさが伝わってくるようです